2024年1月13日(土)、東京武道館にて昨年に引き続き11月から1月に開催日が変更された関東甲信越居合道大会が開催。私は2017年第21回の初参加から3年連続でエントリーし、その後この大会はコロナ禍で三年間中断、昨年第26回から再開された。2022年9月に四段に受かってから大会でなかなか勝てなくなり、この大会も一回戦を突破できないストレスからか、2019年と昨年の感想を書くのを忘れていた。参加者が1,000名を超すこの大会はチーム3名の団体戦の対抗試合がメインで、個人戦は段位別、年齢別に4名で演武し、その4名の中から一人選ばれ二回戦に進む。今回の指定技は古流2本(一本目と追風)、4本目(柄当て)、5本目(袈裟切り)、6本目(諸手突き)。二回戦出場者は全員敢闘賞をいただけるが、二回戦の各段位からさらに何人かの優秀賞が選ばれる。私は今回初めて敢闘賞をいただくことができた。制定居合に対して丁寧に正確にやることを心掛けたこの一年。一回戦は演武者間の幅が狭く感じ、全体的に5本の技の感覚が早まってしまい、立礼の下げ緒の裁きにもミスがあった。二回戦は技の間合いもタップリ取って、細かい注意を思い出しながら演武した。正規の座技ではない立ち技の私が、四段以上の大会に勝つというのは珍しいこと。今回は勝ててもコンスタントに勝ち続けるためには、圧倒的な稽古量が必要だろう。武道の稽古を週3,4回していても、居合道としては週1回。元旦早々前期高齢者になった私にとっては、かなり目標は高くなる。現在稽古している4種目の武道を今後どうしていくか。大会後、綾瀬のいつもの居酒屋で篤志会の新年会。今回のビールは格別に美味しい。今大会では茨城の関先生、神奈川の森島先生、新潟の大西選手の生の演武をじっくり見ることができて良かった。