●46歳で黒帯

居串会では、毎年6月と12月の昇級・昇段審査がある。級の審査料は6,000円で、段は16,000円(黒帯付き)。2005年12月19日(月)は、空手を始めて7カ月間のブランクを経て、2年半目の昇段審査となった。高校生以下は半年に1級ずつ昇級していくが、一般の場合2級飛ばしで受けるので、白・紫・緑帯で1年、茶帯で1年。黒帯審査まで最短で2年間はかかる。居串会の審査の方法は、先生と先輩がテーブルから見守る中、子供の部と一般の部に分け、同じ帯の者が同時に受ける。私は3段を受ける一般男性と一緒だった。【基礎】→【型】→全員終了すると【組手】の審査。通常の居串会の稽古内容は、前半40分は柔軟体操と基礎。後半の1時間は、月曜日が型で金曜日が組手と分かれている。半年毎に次の級のための新しい型を覚えるのに、審査が近づく1ヶ月前になると、毎夜1時間程近所の空き地で型の練習。茶帯で1年半過ごしたことは、黒帯への心構えの時間を多めに与えられたようで良かったと思う。居串会での私は、大人の部の紅一点に甘えて、組手になると相手をしてくれる高校生の男子や30,40代の男性にバンバン当ててきた。それは、基本的に“実践”を意識しているからで、初期の頃は自他共にストレス解消の組手。ケガらしいケガもなかったのは、男性メンバーが抑えてくれたから。私もメンホーを付けると「超人ハルク」に変身し、外せば彼らや子供達と和気藹々にしているが、最近は格闘技用のメンホーに替えたので、殺人鬼「ジェィソン」に見えるらしい(苦笑)。今後は試合での【警告】【反則】を意識し、【寸止め】ができるよう、拳が流れないようにしたいと思う。審査終了後は、先生と大人のメンバーで町屋「和民」での打上げと年2回の親睦会が恒例。黒帯はもらえそうだ。2006年1月27日金曜日の稽古終了後、居串先生から黒帯を授与された。空手見習いから、ようやく空手道が始まる。

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