2024年3月16日(土)、錦糸町駅の墨田区総合体育館に向かった。この大会は3度目の参加。最初の第43回の2013年10月27日は四段のときで、個人戦と団体戦にエントリー。年間の試合数を増やしたいと思った年だった。2回目の第48回の2018年11月23日は五段のときで、個人戦のみ参加。いずれも秋の大会で日野市の市民の森ふれあいホールが会場だった。今回はHP制作の撮影と七段審査に向けて週一の稽古を補うべく大会や試合の本番数を増やしたいため。午前中は個人戦から始まり、女子Ⅰ部(45歳以上)で4番目の試合。中野区の道場の少し小柄な同世代の方にメンの1本勝ち。相手は1度大きく転んだ。二回戦目は、たくさん動く細身のタイプで葛飾区の道場の若々しい方にメンの2本負け。相手は3回くらい転んだ。私の試合では、対戦相手の女性のほとんどが一度は転ぶ。私の気迫と空手や合気道の稽古をしてきたフィジカルのパワーもあってか、男性でも飛ぶことがあるので仕方がないが、あまりに転ぶので主審から今度必要以上に押したら反則を取ると言われた。仮にも剣道は格闘技で、審査ではないのだからと思ったが、相手の裏をかく、力の抜けた上手さを身に付けなければ錬士六段らしくないのかもしれない。午後の団体戦は女子Ⅰ部(40歳以上)の2試合目。こちらの先鋒の教士七段が2本勝ちし、中堅五段が2本負けたところで、エントリーの順番がプログラムと違うと係員から指摘される。その場で失格だが、呼び出し係もなく試合が始まってからの指摘のせいか、大将の私は試合をすることができた。エントリーミスはこちらの指導部のミスで、前代未聞。しかし、及び腰の中野区の道場の方に2本負け。それにしても道場の看板を背負っていることもあってか、子供から大人までレベルの高さを感じた大会だった。