2024年5月25日(土)、東京武道館で開催されるこの大会はコロナ禍で2回中止になり、私は個人的に1回の不参加はあったが、第1回から参加しているので、もう16年目になる。開催日は5月の第4土曜日で、この日は日本武道館で開催される合気会の全日本合気道演武大会と重なるため、日程がずれた最初の2回は演武大会に参加できたが、女子年齢別大会が第4土曜日に定着してからは剣道を選んできた。今年4月から合気会本部道場で5年ぶりに稽古を再開している。剣道、居合道、弓道の審査も重なり、なかなか再開できなかった。道具のない合気道の動き、全身を床に回転させる受け身など、改めて独特な疲れを感じるこの頃だ。さて、試合結果。所属道場からの出場は私一人。余裕を持って会場に向かい、慣れた手続きをして、ウォーミングアップを誰としようかと思っていたら、早々と大武道場に気合が響く。3名なので一緒にアップをさせてもらいたいと声をかけたら自衛隊女子。快く入れていただき基本打ち。自衛隊女子の気合に負けられないとばかり、キレキレに汗を流すことができた。今回の大会への意気込みは、錬士六段に恥じない試合に近づけること。京都大会では男性の胸を借りて冷静に気持ちよくできた。京都大会は勝敗よりも堂々とした攻めのある大きな剣道をしたいというイメージがもてる大会だ。それは、どんな大会であっても基本的なもので、その上に勝つことができれば結果を残せたという評価になり、試合に強い人と言われるわけだ。今回の1回戦の相手は、江戸川区のMさん。60代女子は「かきつばた」というブロックで、2コートで進行。今年の参加選手250名のうちかきつばたは62名。バタバタとしないで冷静に攻めたつもりだったが、ポコッとコテを取られ、打ち込んだメンが入ったと思ったら、相手に旗が上がった試合となった。