佐々木塾2回目。先週は初回ということもあって、13時開始だったが、2回目以降は通常の13時20分から始まる。塾生の中には、山形県や関東近郊のから通う大学生も所属しているとのこと。塾生にとって佐々木塾長との相性は問題で、一所懸命学ぶ姿勢があれば、余程のことがない限り切り捨てることはないと、ご本人もWATARU先生も言っていた。㈱サンディのサニーサイドの初日、並美木社長が、「辞めていく人はいても、こちらから辞めさせることはないので……」との挨拶があり、その半年後に私も含めて3人が内部オーディションを通して切られたことを思い出す。東京下町の義理人情の厚い葛飾気質の塾長とはいえ、経営者であり、すべてに平等に接することは無理だとしても、私も後がないワンチャンスの気持ちで、TAAでの勉強や前回のサニーサイドのレッスンを反省しながら、佐々木塾長に着いていこうと思う。なによりラッキーだったのが、佐々木塾がかつしかFMを母体にし、ミドル・シニア層をターゲットにした番組の需要もあり、塾長が私の受け入れに好意的なことだ。塾長からの直接の入塾打診の電話は、声の面接でもあったらしく、「年齢は気になる?」との質問に、「気になるくらいでしたら、履歴書は送りませんでした」と私。初回に手渡された局長のフォトエッセイ集『55扉のむこう』は、ご自身の55歳までの生き様が書かれていて、かなり赤裸々な内容だが、文体がすっきりして爽やかで読みやすい。また、塾長自身の経験からも3年半はボランティア覚悟で臨んでほしいとのこと。2人目の講師のWATARU先生の授業は、担当の生放送の直前の1時間弱の授業ということもあり、即、NHKニュース5題の読みから入った。WATARU先生のキャラクターがボーイッシュでこざっぱりしているので、授業は楽しくて面白い。が、3ヶ月で、塾生がマイクの前で、とりあえずは喋れるようにするタイトな目的があるため、テキパキとムダがない感じだ。