今日は、午後1時20分から3時50分まで、WATARU先生の通しの授業だ。番組のオープニングトーク→最初の曲紹介→フリートーク→2曲目の曲紹介まで。1~2分ずつのフリートーク。オープニングトークは、東京地方のお天気から始めて、私のテーマは「今年ハマったTVドラマの主題歌と思い出」。1曲目は斎藤和義の「やさしくなりたい」。2曲目は、WATARU先生の指定曲で、こぶくろの「流星」。テーマは「しし座流星群」。2曲目への繋ぎのフリートークは、リスナーからのリクエストの内容にし、富士山五合目にしし座流星群を見に行ったけれど結ばれなかったカップルの話として喋ることにした。話題の展開がタカタカと自分で勝手に進めてしまい、自分の感想も取って付けた感じ。不慣れで焦っているとはいえ、リスナーをどれだけ意識して喋られるのかが難しい。独り言ではもちろんなく、ナレーションでも朗読でも実況中継でもない、“リスナーという不特定多数の相手=あなた”に向かって、感じよく喋ることの難しさ。TAAやサニーサイド時代は、フリートークが苦手な印象で終わってしまって、ここでもその苦手意識でつまずいている。サニーサイドでは何度もマイクの前で喋ったのに、スタジオの環境は違うとはいえ、ドキドキして、わざわざ楽しくないことをしている感じをクリアしないと、次に進めない。何より、フリートークが苦手なパーソナリティなど致命的だ。3ヵ月間の佐々木塾に入って、2ヶ月目にスランプ。WATARU先生は、「塾長から、日下部さんは声量があると聞いているので、せっかくさわやかな声なんだから、マイクに近いと籠った声になるから、マイクから離れて喋った方が良いよ」とのこと。とにかく、簡単に聞こえるフリートークの難しさは、アドリブの難しさでもあり、台本がなくても、瞬時に構成できる能力、喋りの上手さ、声と感じの良さ等など、要求されることはたくさんある。まだまだ遠い、パーソナリティへの道か。