12:30~13:00の予約。今回の原宿レッスンは、好きな作家でも良いとのことで、前回の『ちるちるみちるシリーズ」から宮沢賢治にさせてもらった。『銀河鉄道の夜』に愛着があって読んでみたいが、読みのレッスンには難しいとのことで、川辺さんも了解のもと、『注文の多い料理店』を選んだ。テキストをネットからダウンロードして持参する。おなじみの短編だが、30分のレッスンでどこまで読み進むことができるか、いつ読み終えるかはやってみないと分からない。30分早めに到着したので、直前のレッスン生のレッスンを部屋の隅で静かに聞きながら待つ。川辺さん主宰のBERGAMOT(ベルガモット)のメンバーは、現在、9名(男性1人、川辺さんを除く)。定期的に発表会もしている。私は今のところ、パーソナリティーの喋りとナレーションのレッスンを受けている段階。"語り"を本格的に勉強しているレッスン生とは一線を引いている感じだ。さて、レッスン。直前のレッスン生が、現代小説の題材を独得の読みで面白い30分だった。次の私のレッスンが初歩モードに戻った感じでトーンダウンのスタート。イントネーションやアクセントを最初から細かくチェックされ、なかなか進まない。個人レッスンも目標や最終的なイメージを持って、予習・復習もして受ければレッスン料はムダにならずに済むはず。私のやる気は先生にも伝わるし、真剣に時間を惜しむように向き合わないと、怠けている余裕はないのだ。それにしても、私はどこに向かっていくのか、よくよく考えなくては。川辺さんはプロとして教えている。サラリーマンではなく、自分の特技でお金を稼げることは、やはり羨ましい。50歳を機に、やり残したことを2、3思い起こして、遅ればせのチャレンジを始めて5年。結果を出せたものは武道の昇段。ラジオパーソナリティーは、ようやくコミュニティFMでデビューしようとしているところ。書くこと(エッセイ)の講師レッスンは、今年始めたばかり。還暦まで、あと5年だ。