2009年4月27日(月)JR新大久保駅を降りて、韓国人街のような通りを歩いて、ロッテ新宿工場の近くにある岩田商会に向かった。ここは(財)合気会指定の武道具店。店のHPの沿革には、「大正5年4月1日創業、講道館開祖嘉納治五郎先生の指導、認可、現在の商標である白扇印を頂く。合気道開祖植芝盛平翁が東京若松町に道場をお開きになられた時より合気道衣、袴、杖、木刀などのご注文いただき現在に到ります。」とある。10日前に見学した小豆沢武道場での板橋区合気会の稽古。その気持ちの勢いと袴の注文を兼ねて、念願の岩田商会を訪ねたのだ。13年前、新宿区若松町の合気会本部道場を見学した際は、岩田商会が指定とは知らず、帰り道、水道橋の尚武堂で合気道衣(3号)を購入したが、急きょ、福島県の実家に帰省することになり、合気会には入会できず道衣は保管したままだった。本部道場のHPを見るたび、いつか合気会に入会することがあれば、指定の岩田商会に行ってみたいと思っていた。先日、アルツハイマーの母の見舞いで帰省した際、実家の洋服ダンスで偶然見つけた甥っ子の新品の未晒の柔道着(4号)も加わり、稽古の準備は整っている。入会の説明を受けた板橋区合気会は、女性は5級から袴を着用するとのこと。入会もしていないのに、勇み足で岩田商会へ直行した次第。岩田商会は個人宅のような店舗で、代表取締役社長のご年配の岩田惠美(女性)さんが、外人客の接客をされていた。私は息子さんのような方に、丁寧に対応してもらい、稽古用としてテトロン製の黒(24号)の袴に名入れ(白銀で3文字)を注文した。ちなみに、一番高価な厚手の道衣も試着させていただき、その色、織などの感触の良さに、私はますます道衣マニアになっていく。GWが終わった5月8日(金) 袴を取りに行き、娘さんのような方に対応してもらった。次に訪れるときは、初段になったときにしよう。