2010年12月6日(月)、今夜は念願の本部道場での初稽古。午後6時、目黒駅から新宿河田駅の本部に向かう。この日を板橋区合気道連盟のYさんが設定してくれた。Yさんは水・金曜日の小豆沢道場の先輩女子(三段)。小豆沢道場の稽古時間は午後7時から8時30分までだが、武道場が閉館する午後9時まで、いつもYさんに稽古をつけてもらっている。学年は一つ下で合気道の先輩なのだが、同級生感覚で一緒に稽古ができるのがとても楽しい。なにより合気道が好きだということを共有できる気の合う同世代の女子だというのがありがたい。そのYさんが尊敬する本部指導部の横田愛明(よこたよしあき)師範(七段)の稽古日が毎週月曜日の夜の一般クラス。初心者クラスや女子クラスもある中で、やはり一般クラスのレベルは高く、初段になったらこのクラスで稽古するのが私の目標だ。Yさんは本部道場にもときどき通っていて、今年9月の師範のブルガリア講習会派遣にまで着いていったほどの熱心さ。横田師範の話をYさんから聞くようになって、三代目道主ファンだった私もYou Tubeで師範の動画を探して見ては、シャープでキレのある男前の合気道にすっかりファンになり、それも共通の話題として華が咲いていた。Yさんは私が参級の昇級審査を終えたこともあり、そろそろ連れて行くかと本部稽古に誘ってくれたのだ。36歳の頃本部道場を見学し入会申込書をもらい、帰り道後楽園の尚武堂で胴着を購入した以来、15年ぶりの本部道場。受付を済ませると、女子更衣室前にはすでにYさんが準備して待っていた。午後7時横田師範が入室。厳かに稽古が始まる感じだ。師範は早速、新顔を連れてきたYさんに声をかけ、「ナマ横田が見たいという板橋の日下部さんです」と私を紹介してくれた。横田師範は私達より5歳位年上で50代なのが嬉しい。直接稽古をつけてもらい、感激の記念すべき日となった。