2013年7月早々、審査時の「受け」がエリックとおちさんに決まった。あとは、9月末まで稽古日数200日をクリアすべく、月16回の計220日を目標にして達成できるかどうか。ケガなどのアクシデントがあったら、目標の10月審査は受けられない。寒中稽古と暑中稽古の皆勤が審査に考慮されることもあり、この2回もクリアした。一つずつ有効条件を満たして、当日の自分のコンディション次第まで追い込むつもりでいた。今までは1時間の稽古が終わるとすぐ帰宅していた私が、7月から急に居残り稽古を始めたので、周囲には審査を受ける気マンマン度が伝わっていた。そのせいか、ときどき稽古の相手をしてくれる男性の方や毎日のように稽古で会う先輩なども、居残りまでして教えてくださるようになった。9月の最終週は、稽古日数も見えて条件も揃ったせいか気持ちも落ち着いてきた。(10月は剣道の試合が2つある。木曜日の剣道の稽古も休めない。ラジオパーソナリティのレッスンと本番予定もある。9月から毎週日曜日は鄭子太極拳も始め、文章の通信講座もある。フルタイムの仕事も婚活も、やりたいことがまだまだ続く…)
さて、当日は怖いほど冷静にリラックスして、集中してやろうと心に決めた。合気道の総本山の本部道場とはいえ、いつも稽古している馴染みの道場と師範。その場所で審査を受けることができるというのは、支部道場で受けるのと変わらない。本部という一つの道場なのだ。例えば、東京都での剣道審査の場合は、四五段審査は東京武道館。六段以上は日本武道館が舞台で、全国から集まり、広い会場の中、顔見知りも少なく、2分間で有効打突2本を取れないと受からない。まるで試合のようなプレッシャーがある。それを思えば、合気道は身内的な恵まれた環境なのだから、受けとともに最高のパフォーマンスができるようにすべきなのだ。居残り稽古の疲労も溜ってきたが、カゼもひかずに9月末となった。