2016年4月2日(土)東京武道館・大武道場にて、初の大会出場となった。居合道は剣道と合気道の理合を深めるために始めた経緯もあって、これまでのように試合にガツガツと参加するつもりはない。しかし、複数の大学の居合道部の顧問をしている畠中先生のご指導は、まさにバリバリの体育会で、社会人もそれについていくのが必死というほど、全国の大会に満遍なく参加し、合宿も年2回も行うほど熱心な会である。遠征費も大変だと聞く。故に、篤志会のみなさんは上手で大会にも早くから実績を残している。私は、今回は試合ではなく演武ということで参加した。剣道も立て膝蹲踞で試合や審査を受けているが、右膝を曲げると痛いため、日常生活でも走ることはできないし、痛みを感じながら階段を下りている毎日。さて、午前中は団体戦。これは秋の全国大会が東京都で開催されるための予行演習らしく、試合進行もスタッフも各会から借り出された。私はパンフレットの見方も分からない。篤志会の所属は新宿区なので、選手も新宿区の中から選抜される。今回の団体戦3名は全員篤志会から選ばれた。先鋒(2段高田さん)・中堅(4段佐藤さん)・大将(6段堺さん)。結果は優勝・三回戦・準決勝の成績で「新宿」が総合優勝した。篤志会のメンバーとして誇らしい限りである。それにしても、剣道は3名または5名が一度に団体戦を戦うが、居合道はそれぞれの段位の会場でその対戦の中で勝ち抜いて、最後に結果が分かるということらしい。午後は演武。段外の一般として出場。5名の中、前列となった。ちょうど畠中先生が審判長をしている会場で、正面奥では先生も見ているのだ。とにかく、私は“気迫を見せたい!”。油断も隙もないキレキレの演武がしたい。しかし、1本目の納刀は今までになく外れてしまったりしたが、なんとか終えた。結果は、段外の部で敢闘賞を代表で戴いた。大会後は初めて篤志会の打上げ会に参加した。