●第23回東京都女子居合道大会

2016年7月23日(土)東京武道館・第二武道場での、居合道大会に初出場した。4/2の東京都居合道大会は試合ではなく演武の参加で敢闘賞をいただいたが、今回は初段の部で勝負がつく初めての試合。5回(3-0、3-0、2-1、2-1、0-3)戦って3位となった。準決勝で明大の学生に0-3で負けて、その対戦相手が優勝。参加者は昨年より50名増え、女子が250名近く集まって開催できるのは、東京都だけとのこと。剣道の東京都女子年齢別剣道大会と同様である。初段までは制定居合の中から自由に5本選べるので、私は膝のこともあり立技の中から選ぶよう畠中師範からアドバイスを受けていた。1本目(前)、6本目(諸手突き)、7本目(三方切り)、8本目(顔面当て)、そして、少しラクなものをということで12本目(抜き打ち)を10日前に教えていただき、集中的にこの5本を稽古した。昨年6月に篤志会に入会して一年が経ち、現時点で、9本、10本、11本はまだ教えていただいていないが、初の試合でなんとか5本の演武をしている初心者。技以前に、勢いだけの試合かもしれないが、気合と勢い、すなわち気勢は負けないようにしたいし、これまでの剣道の稽古や他の武道の稽古を生かされなければ、武道初心者に負けては立つ瀬がない。今回の試合では、退場の際、道場の枠から出る最後の礼をする認識がなくて無礼な感じになったこと。たった5本の型でも、勝ち上がって行く際、順番など一瞬混乱してしまうこと、一回毎に明らかな違いがあること。つまり、稽古をして身に染み込ませた型になっていないから、不安定さが露呈してしまう。それにしても、居合道の稽古は、これまでの武道の中で最も集中力がつくような気がしている。組手がなく、型のみで徒手でもない武道は初めてだったが、一人で黙々と型を繰り返す武道の稽古は、思っていたより、今の自分に合っているような気がしている。いずれ、抜刀で裏付けとなる稽古をしていきたい。

  • ↑page top
  • Since 2005.4.27 KUSAKABE TAMAE. All rights reserved.