●第53回東京都居合道大会/第13回全剣連創立50周年記念杯争奪戦

2017年4月1日(土)、第53回東京都居合道大会が東京武道館の大武道場で開催された。3月に2段に合格したが、大会エントリー時が初段のため初段の部での参加。午前中は団体戦で新宿が準優勝となった。3名中、先鋒と中堅の2名が篤志会のメンバー。見栄えがする男性3名チームである。今日は午後から第二武道場で女子剣道審判講習会があるため、私はダブルヘッダーなのだが、午後の個人戦の開始時刻が12時40分頃となり講習会は遅刻を覚悟。さて、演武。初段までは制定居合5本の自由選択。昨年のこの時期は制定12本を全部覚えきれない状態で参加したが、今年は12本を覚えたので、新たに3本を入れ替えて、立ち技の1本目(前)→8本目(顔面当て)→9本目(添えて突き)→10本目(四方切り)→12本目(抜き打ち)にした。年齢順に5名が演武するが、ポジションによっては引きの長さが問題。私は最後に11本目(総切り)をやりたかったが、最低でも9歩が必要で、昼休みにポジションを確認したら5人中一人目の左端前列で、審査員のテーブルまで9歩が取れないため、最後は12本目(抜き打ち)にした次第。抜き打ちは大技でパワーもいるが、私は好きな技で審査員に迫力を見てほしかった。居合道に対しては剣道の貯金もあるので勢いと形の順番のみで演武しているが、今年はより上手になっていなければならないし、今回はすべての技を大会デビューさせることを第一の目的とした。次に、足の正確な運びと手の位置や指の処理に気をつけること。特に足の運び。刀の振りは、今やれるだけの振りで頑張るしかない。なんとか冷静に間違わずに演武できたが、力が入りすぎて刀の振りがブレブレだった。演武を終えて、早々に剣道着に着替え、3Fの講習会に参加。篤志会の佐藤さんが「敢闘賞」の賞状を3Fまで持ってきてくれた。賞をいただけるのはとても励みになる。来年も2段の部でもらえるよう精進したい。

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