2017年7月22日(土)は、東京武道館第二武道場にて女子居合道大会が開催された。昨年に続き2回目の参加である。受付9:00、開始9:45からで参加費は3,000円。昨年は、初段の部で明大女子に準決勝で敗退し3位だったので、今年は昨年の反省をもとに2段戦に向けて稽古していた。2段以上の試合は、5本中、2本の古流を入れなければならない。私は今年も立ち技のみなので、畠中先生から、古流の「前」を立ち技で、そして「月影」を稽古していたが、横位置で軽く正座し、正面に踏み出して立つ動作の際、膝の痛みで崩れやすくなるので、急きょ、初めから立ち技である「追風」に変更することになり、6月から稽古をした。居合を始めて6月で丸2年。篤志会の合宿に参加しないこともあり、私は全剣連の制定居合ばかりの稽古となっていたが、2段になって、ようやく試合用に古流2本を先生に教えていただいた。正座ができないことで、虫食い状態で居合をしている不正確な感じは拭えないが、やれるだけやっていこうと思う。さて、試合。制定の3本は、5(袈裟切り)・6(諸手突き)・10(四方切り)。2段の部のエントリーは37名で、2ブロックに分かれる。昨年優勝者のNさんと私はⅡブロックの小さな山から始まり、私は2試合目。相手は青梅の同世代の方で3-0勝利。次の10試合目の相手は、府中市の同世代の方で3-0勝利。3回目は江戸川区の同世代の方で3-0勝利。4回目の準決勝は昨年同様の明大Nさん。0-3で負け。冷静に丁寧にやろうとしたが、試合中は、細かいところが自分でも気になった全試合だった。1回目の試合の審判(五段以上の女性)の一人の方が、試合後、所作の注意をしてくださり、また、試合観戦中に審判2名の方から激励の一言をいただいた。「私の居合」は荒っぽいが“気迫”だけは伝わったようだ。それにしても全剣連居合を演ずるということはどんなことで、どんな意味があるのだろうと考えてしまう。