2021年9月18日(土)、第28回東京都女子居合道大会の出場とアナウンスと消毒係のため、7時20分集合の東京武道館の大武道場に向かった。稽古は一昨年1年休会し、再開して1年半。大会は3年ぶりとなる。コロナ禍での武道大会は貴重で、さらに女子大会の開催は大会委員長の畠中篤美師範(篤志会会長・教士八段)のやる気が伝わる。早々に着替えをして大武道場へ。女子の大会は毎年第二武道場で開催されていたが、コロナ禍で密にならないようにと大演武場に変更された。これを機会に東京都に留まらず、全国女子大会に広げたいとは畠中先生の弁。会場の放送席のセッティングの手伝いと第一会場の審判の交代の際の机と椅子の消毒担当も兼ねた。来年3月には四段審査があるので、三段の部で出場するのはこれが最後になるかもしれない。今回は新宿・篤志会から2人のアナウンス係に加えて、私も今後のメンバーとのことで参加となった。昼休みに少しアナウンスをさせてもらい、三段の試合は午後から。指定技は古流2本と五本目・六本目・十本目。一回戦2-1、二回戦3-0、三回戦3-0、そして決勝戦は0-3で準優勝となった。これまで3位や敢闘賞は何回かいただいたが、決勝戦出場は初めてだった。今回の大会は全日本居合道大会の予行演習も兼ねており、係員や会場づくりも正規で行う。私は長四角で囲われた中で試合をするのは初めてで、減点の内容までは分からなかった。3年ぶりの試合で緊張していた。決勝戦では礼法のミスもあり、すでに最初から負けていると、いつなく試合中の対戦相手が気になった。いずれにしても、準優勝は嬉しいが、今の実力が実感できたこと、四段審査合格の後、今までどおり週一の稽古で上手くなっていくには、かなりの工夫が必要だということを認識できたのが収穫だった。