●四段の昇段審査

2022年3月19日(土)、東京武道館第二道場での審査。昨年6月から11月の弓道二段、今年二月の剣道六段、三月の居合道四段審査の準備を始めた。毎朝、合格をイメージしたレイキの稽古を1時間、一日1,000本の素振り。弓道は合格。剣道も追い込んだ稽古の甲斐があって一発合格。素振りは3ヶ月しか続かなかった。そして、稽古不足が心配だった居合。週一回の稽古で、11月からは週末は剣道と居合のダブルで稽古してきた。しかし、結果は不合格。当日の四五段の指定技は、古流2本と三本目(受け流し)・六本目(諸手突き)・九本目(添え手突き)。反省としては、間の取り方がマッタリとして、キレもなく、丁寧さのアピールにはならなかった。正規の座技に対して、下半身に故障がある人の立ち技では、礼法に時間の差があるので、できるだけ座技の方々に合わせようとしたことが災いした。試合と違って気合よりも落ち着きを優先したこともあった。今後は多くても週1、2回の稽古なのだから、立ち技の間合い、技の間合いを改めて意識して稽古しなければならない。三段までは剣道の稽古の貯金があってラクに最短で合格できたということなのだろう。それに、昨年は東京都女子大会で準優勝になったため、非常に甘く考えていたのだと思う。居合という"微動だにしない武道"の厳しさを実感した。今回の審査の前にしたことは、You-Tubeで全剣連居合の模範動画を観て、詳細を確認したこと。その中で、昨年の全日本居合道大会七段優勝者の大西伸和(新潟県39歳)の演武に出会うことができた。大西選手の身体の恰幅の良さ、大らかさ、品の良さは理想的だと思った。私は女性だが、あのような居合をしたい。次の稽古から、意識を全面的に覚醒させて、9月の審査と7月の大会には良い結果を出したい。

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