●第77回八王子市民スポーツ大会 第51回居合道大会

2023年6月18日(日)、八王子市富士森体育館主競技場に向かう。通称、八王子大会と呼ばれるこの地域大会は今回が初参加だ。地方開催の大会に出場するのは、経費もかかるし、ハンディキャップがある立ち技では勝負に限界があると思っていたので、これまで都内の大会のみ参加していた。居合を始めて丸8年。思った以上に自分に合っていることを自覚したが、四段になってから1回戦突破ができなくなった。今後も制定居合を続けるからには競技大会で勝負していける自分になるしかない。目標は錬士六段になって、京都武徳殿で剣道と居合の演武をすること。今回の指定技は4本目の柄当て・6本目諸手突き・9本目添えて突き、そして古流2本。四段になってからの稽古は細かいところを正確にしていくこと、間の取り方にメリハリをつけることを意識してきた。試合結果は、1回戦は中年男性と対戦し3-0で勝利。正直驚いた。2回戦は若い女性で、2-1で勝利。3回戦は同門の選抜メンバーでもあるK君。0-3で完敗。1,2回戦は緊張の硬さはあった。が、3回戦は納刀のミスと焦りが出た。2人に勝てたことは、改めて競技大会への自信になった。これからも競技大会に合わせた制定居合ではなく、私の居合で勝つことを目標にしたい。この大会は、山梨県剣道連盟、多摩地区の連盟、都内の連盟からも参加できる。教士八段で無外流の先生の演武、無外流の5組の形演武、試し斬りが2名で行われ、大会のデモンストレーションとしては、藁斬りの試し斬りが興味をそそる。段外1名、二段17名三段30名、四段26名、五段30名、個人演武は六段の部が34名、七段の部が24名、教士八段2名、最後は範士八段の畠中先生の演武で幕を閉じた。篤志会は選手16名・演武3名の参加で大会のレベルアップに貢献していた。

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