2025年1月11日(土)、東京武道館にて開催。居合道を始めて丸10年になった。剣道の竹刀ではなく、真剣に近い状態で剣の稽古をしたいと始めた居合。数年かけて流派や道場をネットで探し、2度の見学をして、良きタイミングで入門させていただいた無双直伝英信流「篤志会」。すでに左右の膝、特に右膝の変形性膝関節症の痛みがあり、最初から「立ち技」で稽古してきた。右肘も同様に変形性肘関節笙で曲がっており、膝も肘も昨年には痛みが増してきていた。年2回の合宿(一般は二泊三日)も、昨年2月初めて思い出として参加。古流は座り技が多いため、私は全剣連制定居合のみ稽古してきて、現在四段。主に東京都で開催される大会に参加してきたが、五段からは審判講習会もあり、益々厳しくなっていく。昨年は武道の稽古を増やしたこともあり、疲れ方もやる気と現状の身体とのギャップが大きくなっているのを自覚。今年の関東甲信越大会は、午前中の団体戦のチームを減らし、個人戦は3人ずつのトーナメントで参加者が増え、モチベーションが高まる内容へと変化している。大会副会長と大会委員長を兼ねる畠中先生のやる気、そして、門下生も大会運営に多大な協力をしていること、大会成績も優秀な門下生を排出しているなど、篤志会の役割や責任は高まっている。試合の指定技は、古流2本、袈裟切り、顔面当て、添えて突き。決勝戦は技を替えるなど、本格的な関東での大会となって、運営するスタッフは早朝から午後5時過ぎまで働くことになった。私は1か月前、稽古の帰宅中に左足をくじいたこともあり、稽古はほとんどできないまま臨んだ。顔面当てで、横血ぶりを間違えるという、これまでしたことがないミスも犯し、私は迷う気持ちに一区切りついたと感じ居合道、篤志会への長い休会を決めた。