●22年ぶりの稽古

2006年1月8日(日)は、渋谷駅から歩いて6分程の蔵修館金王道場にて初稽古。防具はまだできないので、道衣と竹刀のみ持参。午前9時始まりの子供の稽古から参加する。再び着る日のために畳んで仕舞って置いた道衣も22年ぶり。金王道場は神棚と御鏡のある神聖な雰囲気。素直に初心に帰る気持ちがしてくる。身体慣らしのため、先月から夜な夜な空地で素振り100回等していたが、久々の竹刀は重く感じる。空手の運動をしているからといってラクに感じることはなく、腕が痛くなってしまった。ウォーミングアップを兼ねて、防具ができるまでは道場でも身体を慣らそう。防具を付けての「掛かり稽古」を思うと体力が心配。今は自分の体力・気力を自覚して、怪我をしてしまうような無理をせずにやるしかない。初回から先生方も声をかけてアドバイスをしてくれる。次回からは防具を付けて稽古をしても良いのではと言ってくださったが、焦らずやっていこう。剣道は中学3年の初めに初段で中断し、20~21歳の学生の頃に、東京都大田区から知人の紹介で川崎市多摩区の道場に1年近く(日曜日)に通って身体もよく動いて楽しかったが、就職のために中断。間もなく結婚して鎌倉市に住むようになり、娘を産んだ翌年の1983年に開設した「鶴岡八幡宮研修道場」(研修種目は、弓道・柔道・剣道・合気道)で、再々開の剣道と初めての合気道を選び週2回ずつ10ヶ月程稽古したが、上京のため中断。別居から離婚して22年が経った。いつか落ち着いて、近所の道場に通って稽古を続けるような生活を送りたいと願っていたけれど、一人っ子の娘が私から巣立って気持ちがラクになり、自活してがんばっている娘のお陰で、私は自分の楽しみが解禁になった気がする。人生いろいろあるけれど、武道の稽古を続けるためにも東京都内を離れない生活を持続していきたいものだ。

  • ↑page top
  • Since 2005.4.27 KUSAKABE TAMAE. All rights reserved.