2005年12月4日(日)は、渋谷駅近くにある蔵修館金王道場を見学。ここに至るには、ファッションコラムニストの中村孝則さんの影響によるもの。道場HPの歴史によれば、「昭和42年4月、初代比留間暁館長(故人)により剣道教室を開き、金王八幡神社境内の土の上で子供達をご指導されました。昭和50年9月、蔵修館金王道場が完成いたしました。」とある。有段者の指導者が豊富で、大会入賞者も多い。1F駐車場に2Fが道場、3Fは更衣室。木土日が稽古日で、私は週1回の土日のいずれかは稽古したい。神社付設で鉄骨の建物に道場も広いく、稽古の雰囲気が元気そうだったので、来年1月から入会することにした。入会金2,000円の月謝2,000円。防具以外の竹刀等は、2年前の夏にネットで調べた栄光武道具の上野店で購入。大型店なので全商品が安くて豊富。空手に通う荒川区町屋には、駅近くに老舗(創業慶応3年2代目小林富次郎直伝)の小林一心堂があり、私よりやや年上の四代目女主人(剣道三段)。女性ならではの細やかで経験豊かなアドバイスをしてくれる。こちらでは手差しの晒道衣と晒袴等を購入。防具も機能的というよりは、初代が「兜師」だった歴史もあって、侍・武士の鎧のようなアンティークで装飾的な雰囲気。私は部活動や実業団での大会や試合を経験したことはないので、竹刀も道衣も防具の使用頻度も少ないけれど、道具を選ぶことは好きなので、できるだけ良いモノをリーズナブルな価格で手に入れ、人生後半の貴重な時間の中で稽古を味わっていきたい。剣道は道具やグッズの楽しみがあるし、空手は各道場の道衣を使い込んでいく楽しみがある。私はこれから週1回の金王道場の稽古で、中学2年で取得した初段からのブランクを埋めて昇段していくために、おばあちゃんになるまで続けることが目標だ。