2011年5月22日(日)開催予定の第3回東京都女子剣道年齢別親善大会は、足立区にある東京武道館が4月末まで東日本大震災の被災者を受入れているため、4月上旬の予定では延期になっていたが、延期になっていた4月の四・五段審査に振り返られることになった。年齢別親善大会は年内にやるのだろうか。私は今年の11月にならないと四段受験資格の丸3年が経たないので審査は受けられないが、いずれにしても、2011年の春の剣道大会2つがなくなった。さて4/18の震災ニュースは、東電が発表した事故収束工程表が6~9ヶ月かかるという内容。スムーズにいっても年内は収束しないということであり、まして、M8の余震がいつあってもおかしくないといわれている今年、日々の生活を続けていく被災者にとっては、復興は東電や国には頼れず、自分の生活は自分で守るという方向になっていかざるをえない。福島県生まれで東京生活者の私としても、「東北人よ、辛抱強く賢く生き続けて!」と祈るしかない。東電福島原発に電力を頼ってきた東京都や関東地方も、すでに他人事ではなく影響を被る当事者なのだから、4期目の石原知事は北関東および東北地方と一丸となって乗り切らなくてはならない。4/20の今朝のNHKニュースでは、南東北の桜のたよりの後、私の母校であるN市第一中学校のサッカー部の練習風景が流された。屋外スポーツであるサッカーの部活を毎日屋外ですることによる蓄積される放射能量を懸念し、図書室での基礎練習の様子が映っている。ボールを蹴ってチームプレーをすることはできず、ストレッチのような練習だ。N市は、福島県仲通といわれる福島市と郡山市の中間にあり、福島原発から50Kmのエリア。すでに市では独自に放射能の測定をしているというが、津波こそない内陸であっても、地震の被害そして放射能被害エリアとして、今後のマイナスの影響は避けられない。