2011年11月5日(土)、第3回東京都女子剣道年齢別親善大会は、足立区綾瀬の東京武道館ではなく、新宿区スポーツセンターで開催されることになった。3.11東日本大震災で今年前半の大会はほとんどが中止された中、5月開催予定だったこの大会は'延期'と記されていて、年内開催のこの日を迎えられたのは、女子剣道大会に対する並々ならぬ思いが伝わる。私もこの大会を欠場なく参加していきたい。金王道場からは、20代のKさん(四段)と50代の私の2人。毎年他の区に混ぜてもらってウォーミングアッフをしていたので、普段から稽古している仲間がいるのは心強い。今回は受付前に竹刀の計量があった。初めての経験。今月は審査もあるので、新調した竹刀(三八)2本共に445g位でクリア。渋谷区の名札をつけた他の道場の大会常連メンバーも合流して一緒にアップ。大会委員長の挨拶では、11月のこの時期は各種催しが多く、参加人数は昨年よりは少ないとのこと。また、剣道人口は増えていて、特に女子剣士の増加により剣道界の1/3が女子に達したこと。今後の剣道界にとって女子の存在は大きいことなどが挙げられた。もし女子剣士が1/2になったら、剣道界に革命が起こるかもしれない。さて、東京武道館よりふた周りも小さく感じる区の体育館は6面コートを取ると周辺のスペースもなくなるが、20代から70代以上の6世代が一望でき、女子剣士の一生の縮図を見ているようだ。第3回目の今回は、審判員に一人男性が入った。3名とも女性だった第1,2回大会の判定にクレーム多かったからかもしれない。今年、私の剣道の試合は今回が初めて。昇段審査の年として年頭から気合を入れてスタートし、剣道は週一回の稽古ではあるけれど、毎週木曜日の1回を貴重に思い、真夏の稽古も休まず、夏を制して秋の審査に臨んできた。その仕上がりが、今日と明日の2日連続の試合にどのように表れるか。