2011年11月6日(日)、一年ぶりの渋谷区剣道大会。東日本大震災により中止になった春季大会から7ヶ月。参加者は様々な思いで臨んでいるだろう。私は昨日の「東京都女子剣道年齢親善大会」が今年の初試合。昨日対戦した人数は1人だったので今日こそは勝ち進まなければ。会場の渋谷区スポーツセンターは、大震災による施設修繕のため数ヶ月間使用できなかった。一年ぶりのスポーツセンターは施設内が明るいと思ったら、壁面が白く上塗りされていた。どれだけヒビが入ったのだろう…。大会委員長挨拶では、渋谷区で初の八段を授与された花房満明師範(恵比寿剣道同好会)が紹介された。七段師範の今後の励みになるはず。さて、昨日の試合でエンジンがかかっていることもあり、リラックスして早々にアップ。午前中の個人戦開始。1回戦-面2本勝ち。2回戦-面1本勝ち。3回戦-面1本、面・小手で勝負あり。昼の合同稽古の後は団体戦。今回の金王道場は、男子が7チーム、女子が4チームと大量エントリー。昨年の男子が準優勝だったため、今回はリベンジの気合十分だ。女子はスター選手こそいないが、ほぼ正会員で結成。私のチームは、先鋒は"剣道命"の勢いの40代前半のKさん(弐段)、中堅は常連だったKさんが熱を出し、代わって中高大と剣道部だった新会員の40代前半Aさん(三段)、そして大将の私。団体戦は3回戦まで進み、現役実業団の20代女子チームと対戦して完敗。今回の私の団体チームは今までにないくらい金王男子の多数の応援と声援を受けた。試合中、私が金王道場に入会するきっかけとなったダンディ中村こと中村孝則さんも駆け寄り、アドバイスをしてくださり、道場では会話も少ないK氏もアドバイスをしてくださる。丸6年、金王道場に通った甲斐があったというもの。アドレナリンに感動のパワーが加わった団体戦だった。