●第43回東京都道場対抗剣道大会

2013年10月27日(日)、「日野市市民の森ふれあいホール」にて開催されるこの大会には初出場だ。6時40分道場集合に、目が覚めたのは3時50分。今回は少年の部1チームと大人は男子2チームと女子1チーム。この大会には、過去に金王男子が優勝したこともあるとのこと。女子は道場の中でも選抜メンバーで参加していたらしく、私はこの大会があることさえ知らなかった。今年は女子のメンバーが高校1年のFさんと28歳のSさんで、1人不足して募集していたので立候補した次第。来年は出場できるかは分からない。JRで渋谷→新宿→日野と片道40分。11月下旬を思わせる冷え込んだ都心から、さらに気温が低い都下の日野市へ。多摩川沿いはススキがちょうど見ごろの時期。日野駅から子供の父兄を含む大人達がタクシーに乗り込んで1メーター先の会場に向かった。コンクリート造りで身体が冷えてしまう体育館が多い中、フローリングの廊下や内装で温かくてアットホームな感じの施設。都下はやはり人が住みやすい。さて、試合。個人戦は中野剣道教室のIさんに初太刀のメンに対してコテを取られ、挽回すべく動き回ったが1本負け。チームメイト2名も善戦するが相手は大田区の強豪東競武道館の女子で、全員1回戦負け。団体戦は高校生から35歳以下と35歳以上の2つに分かれ、私が参加したことで、35歳以上のトーナメントへ。相手は永山剣友会Aチームで強豪風味。多摩市永山は、東京都の西側半分の広域の西東京エリアに属している。先鋒Fさんは2本負け。中堅のSさんは善戦して引き分け。大将の私は個人準優勝のSさんと対戦して、引き分けに持ち込むことができた。今年最後の試合は、来年に繋がる試合をしようと冷静になれたことが功を奏したようだ。今月は合気道の昇段審査もあり、用意周到であろうが準備不足であろうが、“本番に強い”状態づくりをしなければと遅ればせながら思い立った。

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