2017年5月4日(木)、リニューアルを終えた渋谷区スポーツセンターにて開催。5段になって2回目の公式戦。4/2の剣道祭では、不甲斐ない試合になったことを反省。全剣連「称号・段級位審査規則第3章位の審査」の5段受審資格は、「剣道の基本と応用に錬熟し、技倆秀なる者」とある。目指す剣道が見えた以上、そのイメージを確立していかなければならない。剣道とは格闘技と割り切ってやるからには、勝敗も大きな問題なのだが、なかなか闘争心が湧かない。もっと勝つことに拘ることができれば良いのにと思う。さて、大会開会式では、渋谷区の各団体が当番で形の演武を披露する。上手い下手、その人の力量まで見えてしまう感じがするこの頃。普段から稽古も力量も仲間と関係者から見られてしまうのだから、膝や肘の痛みを抱えながら、稽古できる時間を大切にして、目指すものを身に着けていかなくては。さて、午前中は個人戦。みちの子道場のN姉妹の妹23歳と対戦。優勝候補の長身の姉妹で、今回はメンとヒキメンの2本負け。自分は引き技をしたくないとはいえ、引き技で決められてしまってはまったく意味がない。何もできないで終わってしまった。昼の合同稽古で気合を入れ直し、午後の団体戦へ。今回はCチームで先鋒は高校生のHさん、中堅は30代前半のSさん、そして大将の私。対戦相手は、優勝候補のみちの子AチームVS富ヶ谷剣道同好会の勝者。予想に反して、富ヶ谷剣道同好会が上がってきた。国士館に出稽古している高校生の姉妹と20歳の小柄な女子のチーム。先鋒、中堅と2本負けして、大将の私。個人戦を挽回すべく、攻める気満々で会心のメンが入った。昨年から気を出すと相手が飛んでいくようになり(興奮型でエネルギーを凝縮し、意識を明確にし、テンション高く、気を収束される武術的な技、赤い光のイメージ)、転ばされた敵の大将が奮起して2本連続でメンを取られ、春の大会を終えた。