2021年10月10日(日)、春季大会から3ヶ月で秋季大会が開催された。私は個人戦にエントリーしたが、道場の団体戦の補充のため両方に出場することになった。今回は開会式も閉会式も行わず、参加者が集合しない状態で試合開始。春季大会は個人戦のみの開催で、1回戦1試合で帰宅。攻め切れなかった自分を反省して3ヶ月間稽古してきた。稽古の質を上げるしかない。地稽古は毎回本番の試合と審査のつもりで、攻める気持ちと手数も増やしてきた。午前中の個人戦、男女ともに人数が少ない場合はリーグ戦。私は女子四段以上の部でAブロック。初戦はみちの子道場の大御所のKさん。七段受審中で独特のリズム感がある。メン2本負け。二人目は富ヶ谷道場のIさん。とにかく攻めてメン1本勝ち。無意識のメンで取れた気がしなかった。結果、Aブロックで3位。三人目はBブロックのNTTのMさん。胸を借りるつもりでやる。先で攻めてこない仕掛ける相手の戦法に、集中して攻める。メンを取られ、会心のコテが入った。3分の試合に2分の延長でヒキメン負け。個人戦は3位。渋谷区大会に出て16年目で個人戦入賞。昼休みも30分位で、早々に団体戦が始まる。私は2年半ぶりの団体戦で金王女子Bチームの大将。1回戦は東京女学院A。団体戦の大将のプレッシャーで、珍しく胸がドキドキした。先鋒・次鋒が2本勝ちしたのに、私はメン1本負けで情けない。次は、NTTチーム。先鋒が負け、次鋒が引き分け。大将戦でMさんと2回目の対戦。最後の試合は全力を出して3カ月間の成果の死闘を見せつけた。団体戦も3位入賞。62歳には見えなかったと思う。金王女子Aチームは大学生で、いつも決勝まで進むので、しっかり最後まで応援した。今回は試合内容と応援のチームワークが充実して有意義な一日だった。