2022年10月9日(日)、渋谷区スポーツセンターにて秋季剣道大会が開催された。今回は審判と個人戦を申し込んでいたが、道場の女子団体の2チームが一人足りないということで、団体戦にも出場することになり審判はできなかった。今年2月の六段合格から最短一年後の来年2月に錬士の審査を受けたいので、その申し込み資格である大会審判や審判講習会の回数をクリアしなければならない。このコロナ禍で、催しも中止になっていたので、有効期間も回数もコロナ禍を考慮されている。今回の秋の大会審判と審判講習会は参加できなかったので、それが響くかどうかだ。このコロナ禍によって、渋谷区大会の開催挨拶、各道場の持ち回りのデモンストレーション、表彰式などがことごとく省略され、単に試合だけの大会になっている。そのため大会としての内容は薄くなっており、午後3時前には会場を片付けながら決勝戦をしている状態である。大会の意味のマイナス影響は大きいが、それでも、大会を中止にせず、細々とでも続けていかなければ、今後の渋谷区の剣道人口に響いていくだろう。もはや、高段者は運営の責任問題である。今後は子供大会では審判をして、大人大会では最年長選手として参加し、大会を盛り上げることに貢献していかなくてはと、改めて思った。個人の趣味としての剣道の稽古は、道場と師範と先輩あってであり、大会参加は区の連盟あってのことである。いつまでも変わらず運営できるとは限らないのだ。さて、試合結果。午前中の個人戦は至誠館のTさん。中途半端なコテを打ちメンの2本負け。団体戦(大将)は、富ヶ谷のSさん。これも中途半端なコテでメンの1本負け。3本ともすべて同じパターンである。攻めていても、自分の中途半端さで負けている。今後の課題として修正していかなければ。