●春は掃除の季節2005年4月10日(日) 1/3

オープンスクール2日目。今日は金曜日に使った研修室。最前列に座る。王さんの今日の上着は白のニット。3日目とあって、ややリラックスしている感じがする。午前中の講義は、季節と時刻と食べ物の関係およびチャクラについて。質問も次々とされる。私は20歳の頃から、講義や講演会では必ず1つ以上は質問する習慣を身に付けてきた。目立ちたいというより、人前で質問する・話すことに慣れるためと、直接講師から何かを得たいということもあって、広い会場でも質問することは苦ではない。王さんの講義では、次々と出る質問の中に私の聞きたいことも十分に含まれているので、質問者とその質問とそれに対する王さんを観察するのが、とても面白い。午前中の講義で印象に残ったことは、春という季節は、冬ごもりで停滞した心身に溜まったそのゴミを掃除する季節だということ。春の嵐、春一番といわれるその時期の季候の激しさというのは、掃除の作業そのものらしい。春に起こるモヤモヤ感は、昨年の冬に蓄積した食い溜めの老廃物と感情が、今春にズレて出てくる時差ボケの現象らしい。皮膚にも炎症が出てくることがある。これは日光を浴びて、たくさんの水を飲んで対処するのが良いとのこと。花粉症の話になると「花粉ごときに負けて」という王さんの一言には、失笑と反省。この免疫力低下の私や日本国の体質は、どのように治療すれば、改善すれば治るのだろう?掃除の春から活動的な夏になり、収穫の秋、そして光の神様が一度死んで生まれ変わる光のお祭りとしての冬至。日本のように季節にメリハリがある国、地域に生まれたことは恵まれているけれど、季節のメリハリの少ない世界の人々とは、どのような感覚なのだろう?その人々との意識は共有できるのだろうか?

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