サニーサイドの内部オーディションの発表があった2010年9月27日から、2年が過ぎた。50歳で通い始めた東京アナウンスアカデミーでの1年間のレッスンと、修了と同時に5社のオーディションを受け、第一希望の㈱サンディに受かり、研修生として過ごした半年間に、それなりに明快な区切りを感じたので、それからの私は、2011年11月に剣道四段、2012年8月に合気道初段への昇段審査の稽古に集中し、それぞれ一発で合格することができた。今度は中断したままのFMラジオ番組を制作・担当したいという目標を、どのようにどこで実現していくか、再びチャレンジ。サンディの研修生の時期に、「地域密着」「市民参加」「防災および災害時の放送」と呼ばれるコミュニティ放送局(コミュニティFM)に興味を持ち始め、NHKFMやエフエム東京やJ-WAVE等のメジャーなキー局の影響力とは違い、マイナーな小さな世界ではあるが、DJ・パーソナリティが、ワンマンでできる部分が多いことに注目していた。当時、東京都内のコミュニティFMを調べていて目に付いたのが、葛飾エフエム放送㈱。この局のHPには、取締役副社長で放送局長でもある佐々木啓子さんの個性の強いプロフィールが紹介されていて、パーソナリティやスタッフ募集が掲載されている。そして、佐々木さん自身が教える喋りの講座「佐々木塾」があった。いずれかのタイミングで入塾してコネクションをつけていこうと考えていたので、合気道初段を允可された今年8月の翌9月半ばに履歴書を投函。すると、翌日の昼に佐々木塾長から第20期生の入学許可の連絡が携帯電話に入った。中低音域の声で話しやすい、喋りのプロの流暢さで、私より5つ年上の女性。2年間はまったく喋りの世界から離れていたので、少し不安だけれど、佐々木塾第20期(2012/10/7~12/30 36,000円前納、毎週日曜日13:20~15:40定員10名)として、もう一度チャレンジしてみようと思う。