かつしかFM「佐々木塾」の講師であるWATARUさんの個人レッスンの初日。予約時間は12:00~13:00。私が佐々木塾の3ヶ月を修了して、今年1月から塾長の個人レッスンを受ける段階になったが、塾長兼局長兼副社長の予想以上のお忙しさで個人レッスンの予約が取れないこと、塾長が私に朗読が向いているなどの一言もあったことから、WATARUさんのレッスンを受けたい旨が塾長に伝わり、局内で別枠を取ることでレッスンが可能になった。20期生の塾生のときは6名のバラエテイな面々で少人数レッスンだったが、54歳になって初めての個人レッスン。受講料は1時間で3,000円とリーズナブル。まずは、WATARUさんの私の印象から始まった。That’s DJ的な喋り方は、WATARUさんも塾長も好きではなく、普通に喋ればいいのにね、とのこと。ある一定の音域しか使っていないこと、喋りの幅がない、面白みがない、個性が出ていない等。私も喋りを学ぶことについての迷いを伝えた。普段の自分の喋り方が好きではないこと、レッスンすることによって喋り方を変えたいこと。目標は、NHKのアナウンサーのナレーションのようなクセのない読み方ができること等。身の程知らずで、かなりハードルは高め。WATARU先生の経験では、レッスンを長くすることによって、喋り方や読み方は、普段の喋り方に影響を及ぼすことは確かとのこと。要は、何を選んでレッスンするか。綺麗に読んでいても、それは読んでいるだけ。平坦なリズムを壊すこと。普段の会話では、誰もが伝えたいがために、緩急・強弱・高低を巧みに使っているはず。電話番号やアドレスなど繰り返す場合は、区切りの意味でも2回目の読み方を必ず変えること。語尾を落とさないように語尾を伸ばさないように、言葉を置く、何を立てるか何を静めるか、ナレーションは気を抜くところがない。こんな感じで、早くも1時間終了。とにかく、基本的な読みができる喋り手のレベルになっていきたい。