14:00~15:00の予約。今日はナレーション原稿から始まった。佐々木塾のボイスサンプル用に用意された2種類の内容で、クルマのCMと食べ歩きレポートの後ろに付けるナレ。ボイスサンプルは自分のキーに合った原稿で、テンポ、イントネーションを変え、このような喋りもできますよ!という原稿で作る。ストップウォッチで時間を計りながら読むが、実際はそんな余裕はない。クルマの原稿は、情景をイメージしながら喋るようにという塾長から、原稿を正確に読んでなくて、決めつけで喋ってしまうところでミスをしているとの指摘。ナレーションを声質から選ばれたとして、内容をどこまで理解できているかが喋りに出る。さらに、私は自分の声で低音が良いと思い込んで、作っているとの指摘。リズムも一定していない。声の中には、高音もあるのに少しも使っていない。2つ目の食べ歩きの方は、まだ声の高低もあり、こちらの方が良いが内容を理解していない、読みの法則がないと塾長。さらに、読みの秒数も大事。確かに、初めての原稿を手渡されて、限られた短い時間で内容を理解し、その場でディレクターの要望に応えて、自分の喋りをアピールしながらOKをもらえるプロのレベルとは? 塾長は、私は低音になればなるほど噛むので、中音から低音域までの良さでいくべきとのこと。私は、私の客観的に良いと思われることが知りたいし、教えてもらいたい。自分でこの声が良いと言い切れるような声が見つかっていないのだ。まるで自分(の声)探し。塾長のアドバイスは背中を押されるようで嬉しい。塾長は、腹式呼吸の息の出し方、喋り方のチェックを始め、私のクセは、語尾が流れてしまうこと。作ろうとするのではなく、スタッカートで歯切れよく喋るようにとのこと。とにかく、舌の動きが硬いのが滑舌の悪さになるので、普段からラクして喋らないで、口の動きをクリアに動かす日常にやらないと先はない。この後、日本人が苦手なラ行の発声レッスンが続いた。