前日の14日(土)は、午前中はゆっくりとして稽古にも行かず、明日本番の練習を午後から始めた。今日は、伯父の告別式だった。7日(土)は甥の結婚式で帰省したばかりだが、その間に、伯父の危篤な状態もあり、再度帰省するつもりでいたが、本番日と重なった。日下部家本家の長男で、村の神童といわれ、選挙に出馬するよう言われ続けた伯父。寡黙で40代の頃は、和製デビット・ボーイと思わせるほど、ハンサムだった。死亡記事について地元の新聞社から取材があった名士。私の代は総勢26人も従兄弟がいるので、久々に会いたかったが、本家にお詫びの電話をして欠席を伝えた。私も50代半ば、これから葬式が増えていくけれど、生放送を優先していくつもり。さて、フリートークで60分喋ることはまだできないので、完全原稿を完成すべく、CDをフルで聞きながら流れを復習。繰り返すたび、原稿が細かく変更になる。読むのではなく、話す。書き言葉ではなく喋り言葉として、聞きやすい文章にしていく作業。武道の審査直前稽古と同じだ。私の本番(試合)までのやり方は、本気で武道を続けたこの10年で、ようやく身についたようだ。本番当日、11:00からBstはラジ活担当者のための時間となる。電車の中でも書き直した最終原稿を局長の机の上に置き、Bstに入る。本番特有の突発的なミスを防ぐために、付箋を張り目印にする。最後の一人リハーサル。今までしたことのないミスもした。やはり、気をつけて集中しなければ。CMのスイッチは、初めて入れる。12時がやってくる。カウントダウン。試合のドキドキ感とは微妙に違う。ワンマンDJだから、自分次第なのだ。3・2・1、12:00 【ON AIR】。なんとか滑り出す。とにかく、伝えたい気持ちでリスナーに向かう。強い気持ちで喋ること。前半を終えたころ、なんと番組のタイムテーブルのPC画面がついていないのでCMの終わりが分からない! 録音SDが容量オーバーで切れていた。えェー!