4ヵ月ぶりの本番。自主レッスン2回と塾長レッスン1回で臨む。企画・構成や原稿書きは本番の回数が増えるごとに早くなっている。アイディアはまだまだあるけれど、番組時間や放送時間帯など、いくつかのパターンに分けて、早く書き上げられるようになりたい。本番前日も当日の午前中もタイムを計りながら喋りの練習。“パーソナリティの自分の喋り”を見つけて定着させていかなければ。さて、本番。「ラジ活」と「NEXTE」が終わって、新番組「かつF倶楽部」(CMなしの45分の生放送)の私の1本目。7、8、9月3回のクールは、“シャンソン”をメインテーマにし、1回目の7月のサブテーマは“銀座界隈と日本のシャンソン”にした。越路吹雪、美輪明宏、金子由香利の曲を用意。当初は、“銀座”をテーマにしようと思ったが、銀巴里の話が中心になるため、“シャンソン”にして3部作の構成に変更。日本のシャンソンは、私が好きな越路さんの歌と私の思い出と歌が日本語なので間が持ちやすい。8月は、オールフランス語の曲なので、喋る内容も難しくなる。それにしても、今回の選曲で、オープニングナンバーが10分近い越路さんの7曲のメドレーから始まるのは冒険だ。45分の構成上、理解を深めてもらうには不可欠だと思ったので強行し、さらに、私も6分近く銀座の話をするのも初の試み。そして、美輪さんの曲も8分強ある。4分の曲と2~3分のお喋りでテキパキした構成ではないので、リズミカルというより、かなりドラマテックになるはずだ。リスナーが9分近くも曲を聴いているだろうかという心配よりも、私が何を伝えたいかなのだ。自分のセンスを自分が信じ切るしかない。リスナーから3通のメールが届く。全部読み上げてみるが、生放送で気の利いたリアクションが出てこないのが課題だ。