2013年6月3日(月)、昨年に引き続き、高齢者大会に出場した。わが身の行く末としても、出場できる試合を増やすため、確保していくために参加し続けていこうと思っているが、若々しさを追及している私としては、“高齢者”の中にいるだけでも複雑な心境。さて昨年11月に防具を新たに購入したことで、自宅から道場に防具を取りに行かずに九段下まで直行できるのが嬉しい。今回も剣道と銃剣道のみで、居合道と銃剣道の演武が行なわれ、なぎなたの出場はなかった。なぎなた人口が少ないのだろうか?開会挨拶では、昨年から今年にかけて亡くなった方の黙祷の後、今年はなんと、選手宣誓をする方が大会当日の朝亡くなって代理の方がされた。昨年までは、昼休みに女性の個人戦が行なわれたが、今年は開会式終了直後に開始された。女性トーナメントでは30名程の参加で2コートに分かれ、私は2試合目。2(メメ)-1(コ)で埼玉県の方に勝ち、2回戦目は0-2(メコ)で大阪の前田さんに負けた。前田さんは今回の優勝者となり、上位の常連とのこと。細身の軽いタッチの打ちだった。男女混合55~64歳のトーナメント戦では、男性2名とあたり、最初の新潟県のSさんには2(メメ)-0で完敗。昨年の神奈川県の男性に嫌な印象が残ったままだったが、今回の方は隙のない正しい剣道されていた。2人目は東京都の方。私は冷静に集中して開始早々の初太刀のメンを取り、昨年のリベンジモードで気合も気勢も最大級。相手を場外に出すことができた。1-0でそのまま行こうと思ったら、相手の焦りの打ちに便乗してしまい、1(メ)-2(メメ)で負けた。私は試合で初めて“殺意”を抱いた自分を発見し、真剣勝負に勝てる強さがほしいと感じた自分が何よりも収穫だった。それに、なんと「チャゲ&飛鳥」の飛鳥が参加していて、私の前を横切って行った。袴の氏名は「宮崎」。剣道は三段らしく、私とは同じ年齢。来年の高齢者大会も楽しみだ。