2013年6月29日(土)、「東京都女子剣道年齢別親善大会」は、今年から大会名の“親善”が取れ、都剣連の公式行事に格上げされた。昨年の第4回の大会会長のご挨拶では、次回よりこの大会をレベルの高いものにしたいというお話をされていたが、第4回まで自費のエントリー代が、区の剣道連盟の予算となり個人で支払わなくてよくなったことや参加資格の内容も変更され、第4回までの優勝者も出場できる等。第1回の出場者337名の数も回を追うごとに減少していたところに、今回リニューアルともいえる大会となって、エントリー数は351名と増えた。明細は、【20代-47名(渋谷2名-金王)・30代-55名(渋谷1名)・40代-94名(渋谷5名-金王1名)・50代-80名(渋谷2名-金王1名)・60代-55名(渋谷1名)・70代-20名(渋谷1名-金王)】。気の強い東京都の女性が集合した東京武道館。少子高齢化の中、剣道人口を増やすより減らない対策として、女性を積極的に取り込むことは、男性の剣道家にとっても、避けられない条件。男女共に剣道人口に取り組んでいかなければ、剣道界それ自体に関わる大問題。第1回の審判は女性だけの3名体制で、2~4回は3名の審判のうち1名の男性が入るようになり、今回は3名とも男性か、女性が入っても1名という体制になった。学連剣、自衛隊、消防庁、皇宮、高体連、実業団等で活躍したメンバーがバンバン参加している。そのせいか、第4回までの優勝者が1回戦で負けるなど上位に変化があり、かなりの活性化となったのではないか。私の成績は、50代1回戦負け。西東京のSさんに相メンで初太刀のメンを取り、思い切りの悪いコテに入ったところにメンを取られ、2本目は相メンで相手に旗が上がった。短い試合だったが、落ち着いた良い試合だったと金王ギャラリー。もはや戦意のアドレナリンが出ず、連続出場の皆勤を守りたい気持ちになっていることが問題だ。