2015年の女子年齢別大会は5月第4土曜日の23日、東京武道館で開催された。5月のこの週末は、合気会の合気道演武大会があり、ここ2年はこの大会の方が不順な日程だったので、日本武道館での演武大会に参加できた。今年はまた重なってしまったので、演武大会は残念だけれど連続出場中のこの大会に参加することにした。ところで、右膝と右肘の治療に集中すべく、昨年8月から12月まで武道の稽古を完全に休んで様子をみた。ヒドい痛みのピークは越えたが、完治するには時間がかかりそうなので、1月の合気道本部道場の寒中稽古(10日間)から再開。合気道は柔らかい、ゆっくりとした動きの稽古ができるけれど、剣道は一本の面による肘の痛みやその踏み込みで膝の痛みがヒドくなるのを懸念して、恐る恐る4月から復帰したが、初回から4人の師範と地稽古ができた。8カ月間のブランクの後、7回の稽古を経てこの大会を迎えた。その間、渋谷区春季大会があったが、昨年の秋季大会から連続出場が途絶えたことや復帰したばかりということもあり、今回はこの大会に絞った。午前9時30分には、金王女子チーム7名でウォーミングアップ。10時15分試合開始。今年は322名がエントリー。20代39名、30代42名、40代73名、50代89名、60代57名、70代22名。なんと50代が一番多い。私はトーナメント1回戦の23試合目まで身体を動かして待つ。対戦相手は江戸川区のKさん。メンを取られ、落ち着いてメンを取り返し、延長戦はメンで勝つ。次は54試合目で、西東京のTさん。コテの1本勝ち。3回目は72試合目で世田谷のTさん。勝てそうだと思っているのに、手元を上げた際の軽いコテで負け。今までになく落ち着いて試合に臨めたこと、面で久々に勝てたことは収穫だった。