2015年6月8日(月)日本武道館にて、第37回全日本高齢者武道大会が開催された。昨年8月から今年の3月まで右ヒザと右ヒジの治療のため、剣道の稽古は中断していたが、先月、女子年齢別大会から復帰したので、昨年は申し込まなかったこの大会も再開。“高齢者”の大会も3回目となる。今年は3人制の女子団体戦ができていて、全国から9チームがエントリーしていた。大会は団体戦から始まり、東京都の女子メンバーはそうそうたる60代半ばの先輩達。昼休みに行われていた女子個人戦は、男女混合だったブロック戦が男女それぞれに分かれ、その中に組み込まれたので試合数は減った。私は、三重県のNさんにコテの1本負け。大阪の上位常連のMさんに出コテの2本負けで終了。気合もパワーも小さめの中高年の大会に思えるのに、勝負には負けてしまうので、この点をどう解決していこう…。昼休みは、持参した範士八段の小林英雄氏の著書にサインをしてもらった。また、全日本高齢剣友会会長・範士八段の岩立三郎師範の著書は、いつか千葉県松戸にある松風館の道場に出稽古できるようになったら、サインをしてもらおう。さて、稽古を休んでいた8カ月のブランクがなければ、今年の秋は五段の昇段審査を受ける予定だった。来年に先送りしようかと思ったが、合気道の三段審査も先送りしたこともあり、やはり今年の秋に受けるつもりで半年がんばろうと思い直した。復帰してからの稽古で意識したことは、五段審査を受けるのにふさわしい剣道をしようということ。見本になる師範がいないとイメージを作りにくいが、最近、金王道場で高段者風味の上手い剣道をするA先生を見つけたので、まずは、マネしながら学んで稽古をつけてもらおうと思う。もはやイメージを身につけていく段階なのだ。