2016年4月16日の5段審査は、急きょ、17日が自宅の引越となったため3回目の受審をキャンセルし、バタバタして迎えた渋谷区大会。5月4日(水)、改装工事が終わってきれいになった渋谷区スポーツセンターで開催された。今回も団体戦にはエントリーせず個人戦のみだが、審査のキャンセルが悔やまれ、闘争心がなかなか湧かないのには困ってしまう。昨年11月から5段審査が最優先の日々。これをクリアしないと晴れ晴れしない状況だ。審査を受けるということは、励みであり苦痛でもあり、不合格というのは、これまで経験していないことであり、ここで私は躓き、大きくジャンプするタイミングなのだろうと思っている。さて、春の大会。団体戦は金王男子が5チーム、女子は4チームがエントリー。女子Cチームの大将が仕事で欠席のため、急きょ、私が大将で出場することになった。今回はNTT男女が出場しないため、緊張感もやや少なめだ。私の個人戦の1回戦は、みちの子道場6段のKさん。常に優勝候補であり、渋谷区での女子6段は5,6人目ではないだろうか。私も渋谷区剣道連盟は今年で11年目を迎えるが、12歳程年下のKさんも、渋谷区女子のトップを走って連続出場をしている。11年前は、中学二年生以来、道場稽古の初段のままで試合経験がほとんどなかった私が、47歳で剣道を再開し地区大会から出場し始め、相手にもされなかった中、華々しく遠くに見えたKさんとも、昨年あたりから対戦するようになり、今回もコテとメンの2本負けだが、焦ることなく、それなりにじっくりできたのは感慨深い。とにかく、年齢が上であれば高段者と当たるのはやむを得ない中で、格上の相手と遜色なく戦えるようになるためには相当な努力と作戦が必要だ。午後の団体戦もみちの子道場の最強Aチームで、大将はKさん。またしてもコテとメンの2本負けだが、落ち着いて対戦できたと思う。とにかく、大会に出場するからには、個人も団体もエントリーしないといけないと改めて思った。