2016年5月21日(土)、今年も女子剣士の一生を垣間見られるこの大会に出場できた。金王道場では、モーパッサン(女剣士の一生)大会と呼んで盛り上げている。エントリーは20代42名、30代45名、40代88名、50代94名、60代60名、70代15名の総勢344名。審判は43名中、女子は6名程になり、全日本剣道選手権大会に出場された原田悟先生までいらっしゃって、第5回から大会のレベルを上げていくと言われた大会委員のみなさんの意気込みが顕著に出ている。それにしても今年も50代が一番多いではないか。おばさんパワーが一番炸裂する世代なのだろう。熟年離婚、三下り半離婚も50代である。57歳の私もあと2回もすれば、60代のブロック突入だ。なんとか結果を残したいが、40代からすでに高段者が増えていく中で、勝ち上がるのはなかなか難しい。今回はトーナメントの小さな山からではなくシードになったが、2コート同時にスタートした50代の36番目の個人戦の相手は北区のFさん。コテとメンの2本負け。私は落ち着いてできたが、見た目の動きより上手と感じさせる方だった。後で聞いたら6段とのことで、Fさんは50代の3位になった。渋谷区の中では、みちのこ道場のKさんが40代で3位入賞し、金王道場の女子は20代、30代、40代、50代、70代と出場したが、午後2時には東京武道館を後にした。毎年毎回、大会に参加していれば、道場は違っても、渋谷区のメンバーとして仲良くなり、同士の意識も高まるもの。縁あって渋谷区の金王道場に通うようになり、止めたいと思わずここまでこられたことに感謝したい。それにしても、5/4の渋谷区の春の大会といい、今回といい、コテとメンの2本負けが続いて気落ちしてしまう。11月の審査に向けて、最低でも週一回の木曜日の稽古は休まないようにしている中、自分の剣道がかなりできるようになったとはいえ、試合に勝てないという状況は大きい。どうしたものか。