2018年5月26日(土)、連続出場をしているこの大会も10回目の参加になる。大会名が変更された5回目の2013年と翌年の2014年の2回は6月に開催されたが、それ以外の8回は、5月の第3土曜日の開催である。この日は全日本合気道演武大会と重なってしまうが、この大会を選んでいるため、合気道は2回しか参加できるていない。さて、今大会で千葉胤道大会会長のご挨拶は、子供たちを指導する女性剣士について、剣道人口に多大な貢献と影響を及ぼしている現状を話された。国の人口が減り始め、少子化中、プロスポーツに少年少女がとられていく中で、武道人口を増やすというのは困難な時代だ。さて、参加者はこれまでは各年代で区切っていたが、今大会から花の名前に変更された。20代(46名)→ばら、30代(41名)→ひまわり、40代(74名)→はなみずき、50代(107名)→ぼたん、60代(52名)→かきつばた、70代~(24名)→ゆり。かえって会場が分かりにくいとか、花の順序は逆ではないかと、女剣士には概ね不評だ。試合結果は、1回戦は不戦勝、2回戦は延長戦でメン勝ち、3回戦はメンの2本負け。対戦相手は準優勝した。春の渋谷区大会の反省がずっと続いていて、道場での地稽古では気攻めでは負けないよう、隙を感じたら撃つように"殺意"をもって稽古していたこともあり、迫力も威圧も出すことができて達成感もあった。しかし、勝つ喜びは成果として分かりやすく最大の励みでもある。自分が目指す剣道で勝つことを、やはり目標にしたい。が、ふり返れば、この大会は三段に昇段した翌年の50代初めだから体力的にも優位ではと思ったのは間違いで、高段者のエリアに入ったわけで、なかなか勝ち進められなかったが、五段に昇段するまで大きな成長があった10年だったと思う。