2010年3月18日(木)TAAの最後の授業だ。4月から9月までの前期の授業に比べ、後期はとても早く感じた。年が明けてもう最終回。担任はS先生からO先生になり、マイペースなO先生の雰囲気と熟練したナレーションで、授業の雰囲気はまったく違う。前期のクラスメートは私を含めて6名。木曜日のもう一つのクラスから5名の計11名で新しいクラスを作ってきた。最初はなかなか溶け込めない感じさえあったが、今はすっかり馴染んでいる。TAAは週一回のスクールなのに、クラスメートは不思議と結束力がある。前期の養成コースは、毎回発声練習から始まり短い基本的なことの繰り返しなのに、時間も授業も充実感があった。後期は少しの発声練習とCMナレーション等も既にオンエアされている原稿をもとに、一人一人が長めのフレーズを読む。各自の持ち時間は待ち時間にもなって長く感じたのかもしれない。また、ちょっとしたCMのカメラ撮りや各自が作ったラジオ番組のスタジオ録音もあった。盛りだくさんのようだが、私は週一回の授業以外の練習をほとんどしていない状態で木曜日を迎えてしまうから、消化不良の状態が続いた。後期からはSONY製のラジオを購入し、朝夜TVではなくラジオを聴いた。OLMPUS製のICレコーダーも購入し、授業の自分の声を録音して帰宅の電車の中で聞いてきた。少しは上達したのだろうか? 1月28日のラジオ番組制作の授業の録音MDを、自宅で繰り返し聞いてみる。MDを聞くためにKENWOOD製のミニコンポも購入した。ミキサーの録音レベルが低すぎたために、家のコンポのボリュームを最大にして聞かなくてはならない。TAAの地下スタジオで再生したときは、オーディオ環境も良いので、みんなの工夫も細かく再生できて上達しているように聞こえた。私は丹田に気がいかず浮ついた声と話し方、なにより自分の原稿を読みこなすことができなかった。